素人ソフィストの脳内

考え事、たまに趣味

「欲」という劇薬2

久しぶりに友人の論(さとし)の家に凸してWii Uで遊びたいのに体がついていきません……。

ここ最近こんな感じである。

確かに遊びたいのに体がついて行かない、これは自分が欲望に逆らっているのだろうか。いやそうではない。自分は欲望に従っているのだ。頭では遊びたいという欲を奏でても体は無意識のうちに「休みたい」という欲を剥き出しにしているのであろう。

ところでボランティア活動をする理由として「苦しんでいる人を助けたいから」という人がおり、またそういう人に対して偽善者だと言う人もいるのではないだろうか。

この理由の真偽がどうであれ、人間の行動の根源は全て欲なのではないだろうか。「苦しんでいる人を助けたい」も「周囲からいい人と思われたい」というのも欲である。「なんとなく」というのも一見欲がないように見えるが、これは無意識というものに従いたいという欲が根本にあるのではないだろうか。もしそうでなければなんとなく行動せず、考えて行動しようとするだろう。無意識に行動したいという欲すらも無意識かもしれない。欲に従っていないと思うときも人間は無意識に欲に従っているのだ。

もしかするとこれはすごく当たり前のことではあるかもしれない。でも私が言いたいのはどんな欲であっても結果的に人を傷つけず、または自他を救うことになる欲が大事になるということである。つまり、偽善者であろうがなかろうが、結果的に誰かのためになればそれでよいのではないだろうか。結局人間の行動はその内容は違えど欲によって動かされることに変わりはないのだから。

追記
今月からこのブログを始め、人間について偉そうに語ってきましたが、自分自身書いたことを実現できていないなと感じることがあります。口で言うだけとか文章で書くだけとかは誰でもできますけどやはり、思想というのは実践してなんぼですよね。自分にはなんというか、精神的な余裕が足りていないように思えるので読者の中でそういうことに関連した記事を書いた、もしくは知っているという方は教えて下さい。